メリエンダの読書ノート

何を読んだか題名さえ忘れてしまう今日この頃。 読んだ本の覚書&自分への読書のススメ。

大切な人


仲代達矢夫人の作品。
女優・宮崎恭子として、仲代達矢の妻・仲代恭子として、演出家・隆巴として、65年間精一杯生き抜いた著者が、死の直前まで書き綴った最初で最後のエッセイ集。家族を、仲間を、演劇を愛した一人の女性の自分史。

もう少し大部の作品になるはずが
彼女の急逝によって断筆が惜しまれる。
両親への深い思いと
それぞれの魅力的で個性的なご両親がとても興味深く、
しかもその時代がまさに戦中で
広島近くの呉に疎開ということもあって原爆との遭遇や
そのあとの水害など
内容も盛りだくさん。
充分1冊として成立しているが
同じその筆力で
仲代達矢とのこと娘さんのことなども書いてほしかったと悔やまれる。

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