
五木寛之さんの講演会でいただいたもの。
自分が興味・関心があるテーマでは無かったのでなかなか読み進めず、時間がかかった。
それでも自分がしらない歴史が興味深かった。
父親の故郷の鹿児島や、
訪れたことのある土地宮崎や、
最近も訪れた岩手や遠野に、
深く、長く折りたたまれた民衆の苦難の信仰が
あって、
今に至ること。
そのことへの五木寛之の執念深いこだわりに
圧倒された。
でも、正直言えば、
柳田国男の遠野物語や宮沢賢治や、
石川啄木が登場して
俄然楽しみ興味深くなりました。
歴史も土地も人も二層、三層にあるものとの想いは深くなりました。



