メリエンダの読書ノート

何を読んだか題名さえ忘れてしまう今日この頃。 読んだ本の覚書&自分への読書のススメ。

最後の将軍


そういえば繁栄の徳川幕府300年を
無血で変換した人なのに
歴史上あまり語られることのない人。
つまり歴史音痴の私にとっては皆目その人や人となりについて知ることのなかった人。

捨てる前に読んだ古いバージョンなので
字体が硬く、小さく、行間も狭くて
最近の文庫本に慣れた眼には読みづらかった。

それでも内容は濃くて面白かった。
そう初めて知ることばかり。
 「時勢に乗ってやってくるやつにはかなはない」
抗いがたい時流を肌身に感じて
たった2年で将軍の座を明け渡し
歴史上の汚点にならない道をひたすら探ってその後も生きた。
その人生は74歳までという長命。
ゆうゆうと黙して明治という時代の時勢を傍流で見続けた。
その真の思いはどこにあったのかしら。
司馬がどうしても書きたく、書かなくてはと思った人物。
ぜひ読まなくては。

新版が出ていますので
もちろんこちらがオススメ。


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