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merienda

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昨夜のカレー、明日のパン昨夜のカレー、明日のパン
(2013/04/19)
木皿 泉

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なぜだか角田光代さんの作品だと思い込んで
図書館で予約してしまった。
実際に読んでいても
違和感がなかったのが不思議。
木皿泉という夫婦共作の作品だった。
そうなのか。
ということで初対面(^_^;)。
随分読みやすくするすると、、。
それぞれの人間関係が濃厚じゃないけど
冷淡でもなくて程よい温かさ。
でも騙されるのは男ばっかりで
やっぱり男はばかなんだなあなんて。
女はしたたかで怖いものと知りながら
それでも騙されてしまう男。
女はまた、そんな男だから仕方ない、面倒見るかってなるのかも。
先日NHKでドラマ化されていたので
改めて見てみたい気も。
暮らしがある家と寝て食べるだけの家。
もちろん私は暮らしを紡ぐ家のつもり。
くたくたになるまで生き続ける限りその空間でと思う。

悪医

悪医悪医
(2013/11/07)
久坂部 羊

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意味ありげなタイトル。
またきっと面白いはず!
やっぱり面白かった。
医師としての立場はもちろん
患者や家族の立場も同じように理解してここまで書けるなんて。
医師としての仕事は治療つまり病気を治すだけで尊敬に値すると思うけれど、
治療の限りを尽くしても直せないときにその真価を問われるということを
医師と患者の両面から問い続ける。
3分医療と言われながら昼食を食べる暇もない猛烈な診療以外に
手術や回診や研究やとさらに寝る暇もない。
肉体的な限界の上に
患者と違った意味で
死と向き合いながら
死を避けられない事実を患者とその家族に宣告しなければいけない重圧。
こんな過酷な職業があるのかと思うほど。
もちろんすべて医師が人間性に優れているわけでもないし、
使命感に満ちているわけでもないし、
治療技術だって信頼できるとは限らない。
姑の入院に付き合いながらいろいろ考えさせられる。





夜を行く飛行機

夜をゆく飛行機 (中公文庫)夜をゆく飛行機 (中公文庫)
(2009/05)
角田 光代

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限りなくさりげない日常の展開。
等身大の家族が織りなす人間模様。
でも二つも賞を取る作家志望の寿子はありふれているとは言えないけれど、、、。
日本版若草物語ってとこかな。
それにしても
ミハルの死を心配する祖母にあくまでも隠し続けたり、
祖母の葬儀を酒屋再オープン初日にするなど
常識では考えられない事態にそれぞれがそれなりに対応する家族ってありえない。
やっぱりありふれた家族ではない家族の日常かも。
だから退屈はしないで読める日常。

聡明な女は料理がうまい聡明な女は料理がうまい
(2012/09)
桐島 洋子

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先に姑が読んでもらっていたので
返却期限が来て最後まで読めなかった。
でもでも読みながら
自分は聡明な女のほうだよなあとおもいつつ
うぬぼれて読む分には随分面白かった。
予約が入っているので
またそのあと続きを読むことにしよう。
久坂さんのあとは少しゆるい本がいい。

神の手 下

神の手(下)神の手(下)
(2010/05/25)
久坂部 羊

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内容(「BOOK」データベースより)

医療崩壊が進む日本で、従来の医療制度や状況に不満を持つ先鋭的な医師たちが、大物政治家を後ろ盾に、日本全医療協会(JAMA)を発足させる。彼らは斬新な提案を次々と発表し、多くの医師を取り込んで、医療界における一大勢力となり、安楽死法の成立を目指す。万策尽きて施された安楽死に苦悩する医師や遺族、医療を政治の道具にしようと目論む政治家などが繰り広げる物語をとおして、崩壊の危機にある現代医療を展望し、日本に安楽死は必要なのかを鋭く問いかける。

長編だけど一気に読まずにいられない。
医師とは何て高邁・崇高な職業なんだろう。
生と死の境界を引くことができる職業なんだ。
患者・家族・マスコミ・官僚・社会
その絡みの中でどれだけ正義と技術を尽くして臨んでも
結果が死で終わる場合
すべての人がその死をイエスと受け入れられることなんて。
そして医師自身も。
それが安楽死ならなおさら。

だけど高齢化社会になり、
終末医療がどんどん高度になって
生きているのか死んでいるのか本人はもちろん家族にもわからない状態で
ただベッドに横たわっている時間が長くなるなら、、、。
助かる見込みはないのに
麻薬さえ効かずにてだてがなく
末期がんなどの耐えがたい苦しみや痛みが肉体的にも精神的にも続く場合、、、
安楽死は認められるべき。
だけど
もしかしたら医療技術の進歩で生還するかもしれない、
患者自身が本当は生きたいと望んでいるかもしれない。
医師自身がこれ以上の治療を施したくないだけかもしれない

それでなくてもおびただしい医療費が投入されるわけで

自然のままの命の終わりがどういうものかわからなくなった現代では
誰がどこでいつ死を選択することにするか。
死期を悟り、静かに死を受け入れる野生の動物たちの死こそ尊厳死。
神にゆだねられていた死を
人間の思惑や技術の領域入れてしまったことで
逆に死が受け入れがたく複雑なものになってきている。

そんなタブーにされているの問題に真っ向からメスを振るう
久坂部羊さんの医師と作家の力量に感嘆する。







神の手

神の手(上)神の手(上)
(2010/05/25)
久坂部 羊

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曽根崎心中

曾根崎心中曾根崎心中
(2011/12/22)
角田 光代、近松 門左衛門 他

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近松の世話物として有名なので知っているようで知らない。
人形浄瑠璃もテレビなどでちらっと見るだけ。
結局何も知らないに等しい。
そこでこれを読むとすべてではないにしてもそうなのかと納得。
本の装丁特に表紙のお初と徳兵衛が秀逸。
今井麗(麗)さんの作品。
活字が大きくスペースが多い。
つまり短時間ですらっと読める。
それでなくても読みやすい角田さんの作品。
楽して近世の作品にお近づきになれる。



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