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merienda

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きらきらひかる

きらきらひかるきらきらひかる
(1991/05)
江國 香織

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思いがけない関係の二人の結婚生活。
でも二人がそれでいいなら全然OKでありでしょうと思える。
結婚てお互いがお互いを思いやれる関係だとすれば
普通に男と女でなくてもいいのかもなんて本気で思える。
睦月と笑子いいいんじゃない。
紺君がいたっていいんじゃないって。
なんてあんまり大声で言えない。
だからひっそり読むといいかも。
いろんな愛の形を探し当てる方だね、江國さんて。

村上海賊の娘

村上海賊の娘 下巻村上海賊の娘 下巻
(2013/10/22)
和田 竜

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下巻になるとピッチも上がりほぼ丸1日で読めてしまった。
ただし下巻のほとんどが木津川の戦いの場面に終始するのと
それにしても強すぎる七五三兵衛と景姫。
史実と言いながらなんだか逆に嘘っぽく感じてしまうけれど、、。
歴史も戦闘物のも苦手だけれどそれでも問題なく読み終えられた。
信長側から描かれることの多い大坂本願寺攻め。
毛利側、水軍側からの視点が興味深く面白かった。

村上水軍の娘

村上海賊の娘 上巻村上海賊の娘 上巻
(2013/10/22)
和田 竜

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上巻を読むのに結構時間がかかった。
読み進んで慣れるまでと歴史的な背景が頭に入るまでということかな。
やっぱり本屋大賞受賞作ということで期待度は高すぎたかも。
昨年しまなみ海道に行き三島神社にも立ち寄ったのでイメージとしてはばっちり。
村上水軍の様相も納得できる。
うーんでもしらけたのが泉州海賊の言葉。
深刻さをおちょけて(ふざけて)カムフラージュしたり、上下関係より親密さを押し出したりと
泉州独特の言い回しがあるけれど
堺に住み、和歌山(根来)にも縁がありの私がなじんだ言葉とは
やっぱり違う。
東京育ちの人が使う大阪弁や京都弁のように
どこか違うんだよね。
言葉が泉州海賊の表現に重きをなしているので妙にひっかかってしまった。
でも読み進むにしたがって気にしない気にしないと、、、(^_^.)
あらためて堺人としての誇りに目覚めたり。
そうこうしているうちに結構はまって面白く読んだ。
ただし主人公の景よりもその父親世代の家を継承するための駆け引きが。

落下する夕方

落下する夕方落下する夕方
(1996/11)
江國 香織

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娘の本をなんとなく。
なんて繊細で美しい文章。
ジグソーパズルのようにきちんと選ばれてはめ込まれた
一つ一つの言葉。
失恋したとしても
嫌いになれるわけじゃない。
ずっと好きでいてもいいんだという当たり前ののことをそうだよねって息づかせてくれる。
そして好きな人が好きな人はライバルとは限らない。
憎しみの相手でもない。
同じようにに好きになったっていい。
みんなが好きにならずにいられない存在感の薄い華子。
それでいてみんなの心にしっかり位置を占めてしまう。
またまた文章のうまい方と出会ってしまった。
次はこの方の本を読み漁ろうかな。

ツリーハウス

ツリーハウスツリーハウス
(2010/10/15)
角田 光代

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2008年から1年刊産経新聞土曜日夕刊に連載されたもの。
大部だけど飽きることなく読める。
とくにその時代をリアルタイムで描きながら祖母の時代・父の時代も並行的に描かれている。
3世代ドラマ。
それぞれが淡々とその時代に流されながら生きていくけれど
一見無目的・無成果の人生のようであっても
これしかない唯一の生き方。
生涯問い続けて生きて来たろう無口な祖母が
最後に訪れた長春でつぶやく。
だってもしなんてないんだものと肯定的に。
そして零から生きてゼロに帰る祖父と祖母の見事な死にざま。
さわやかな読後感。

かわいいメダカの本―飼い方と素敵な水草レイアウト、ビオトープの作り方かわいいメダカの本―飼い方と素敵な水草レイアウト、ビオトープの作り方
(2010/04)
小林 道信、 他

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すでにメダカを飼って数年だけど
本当はどうな風に飼うのかななんて今更。
図書館で見つけて手に取った。
随分涼しげに美しく飼っているけれど
本質的には今のままでいいかなって感じ。
他人様に差し上げるときに水に慣れるように
心配りが必要ということが参考になった。
飼うにはやっぱりヒメダカが強くてかわいくていいみたい。
メダカがいるだけで我が家では随分癒されている。
動くものがいるのは楽しいし
孵化させて赤ちゃんから育てるのはさらに興味深い。

ロック母


ロック母ロック母
(2007/06/15)
角田 光代

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7編の短編の中に
芥川賞候補作ゆうべの神様」
そして川端康成賞の「ロック母」
が含まれているのだから彼女は相当な書き手&やり手。
それでいて作品はサクサク読めるのでやはり直木賞が妥当かなと思う。

角田さんが25歳時芥川賞候補になった『ゆうべの神様』から15年、
常に書き続けていた角田さんの短編集が収まったこの本は、
角田さんの書き方が変化していった15年が辿れる短編集だった。
本人は拙いと下した『ゆうべの神様』も作品としては荒いが、無骨ながら今の角田小説が伺える。
角田さんの小説は、良く言えば丁寧、悪く言えば煩い。
それは主人公の心の動きに対しての描写が、アジアの町の喧騒を思わせるような騒々しさにある。
今回の短編集にも、人間のみっともない箇所が愚痴を並べるように続く。
自分の家が嫌いな女子高生『ゆうべの神様』
バンコクでぐたぐたする女『緑の鼠の糞』
上海でイライラする男『爆竹夜』
前妻を妄想する女『カノジョ』
未来を決断出来ない女『ロック母』
醜悪な家族が恋しくなる女『父のボール』
失ったものに気付く女『イリの結婚式』
人がいかに無様でちっぽけなものなのか突き付けられている気持ちになる。
もちろんそれに答えなどないから、心だけ揺れてしまう。
その心を揺れを直視出来ると好きで、直視出来ないとこの本は嫌かもしれない。
(アマゾンレビューBy naonao-703から)
タイ・上海・高校時代・シングルマザーなど
テーマーがいつもドロドロしているので
全然きれいじゃないけれど
笑えるほどのストレートな感情が表現されていて
本音がずらずら書かれていても嫌味っぽくないのがいい。
「父のボール」の
父の死に際して万歳を叫ぶつもりで
介護し、看取っているうちに
憎しみがいつやら薄らいでしまっている自分に驚愕するなんて
さすがです。
本の想定のようにすべて内容はブラック。
だからって暗いだけじゃない。

ゆうべの神様

ロック母ロック母
(2007/06/15)
角田 光代

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短編集の中のトップが25歳で芥川候補作となった「ゆうべの神様」
彼女がどことなく投影されている気がする主人公とボーイフレンド。
はじけたアウトローの高校生活いつか終わりになり、
普通の生活が始まれば
その記憶さえ危うい。
そうなんだ。
不良と言われるような気ままな生活が
いつまでも続くとも続けようとも本人たち自身が思ってない。
仮住まい・仮生活。
そのことがすでにむなしい。

幸福な遊戯

幸福な遊戯 (角川文庫)幸福な遊戯 (角川文庫)
(2003/11)
角田 光代

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内容(「BOOK」データベースより)
ハルオと立人と私。恋人でもなく家族でもない三人が始めた共同生活。この生活の唯一の禁止事項は「同居人同士の不純異性行為」―本当の家族が壊れてしまった私にとって、ここでの生活は奇妙に温かくて幸せなものだった。いつまでも、この居心地いい空間に浸っていたかったのに…。表題作「幸福な遊戯」(「海燕」新人文学賞受賞作)の他、2編を収録。今もっとも注目を集める作家、角田光代の原点がここにある。記念碑的デビュー作、待望の文庫化。


この作品が角田さんのデビュー作ということで。
ありそうでもなさそうであっても別にいいじゃないと思う関係だけど
あると誰かが壊してしまいたくなるような不安定さ。
当事者から
他者から
そのどちらからも、、、。

【送料無料】幸福な遊戯 [ 角田光代 ]

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価格:514円(税込、送料込)


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