この作家の作品は初めてですが二度と読むとは思えない。
くだらない。
だけど時間つぶしに読むには面白くてサクサク読めるのでオススメ。
借りた上巻を読み終えて、わざわざ下巻をまた、借りに行ってしまった
私はよっぽど暇(ー_ー)!!
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俗っぽいお笑い小説, 2004/6/4
レビュー対象商品: 三億を護れ! (単行本)
非常にバカバカしいお話です。古典小説を読む人にはあまりに薄っぺらくストリー性も短絡な話ですが、笑えます。
話の展開もだいたい想像できますが、無理があるというのでもありません。
あえてかなり無理があると思われるのは双子の兄弟のキャラクターです。そんな人間はいません。さらっとこんなキャラクターが出てくるのなら許せますが、結構重要な登場人物になっているのでいただけません。
間違いなく古典にはならないでしょう。文庫本になればまたそれなりにベストセラーに入ってくると思います。
でも、この小説は笑えます。主人公の河内の言動、行動を見ていると悲しくもなり、滑稽でもあり、可愛らしくもあります。
馬鹿馬鹿しい小説であることは変わりありませんが、こんな小説があっても良いし、この小説を読んで笑うユーモアも不景気の日本には必要ではないでしょうか?