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チョコレート革命

チョコレート革命チョコレート革命
(1997/05)
俵 万智

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なんだか命名の巧い方だなという印象。
サラダ記念日の清新さとショッキングに比べれば
うんとなれてしまった感があるけれど
この不倫のざわめきはなかなかのもの。
そんなしゃれた経験のないわたしは
うらやましい。
不倫もシングルマザーもカッコイイ女の勲章みたい。
だからってそれで幸せになれるほどイマドキの女にはなれないわたし。
よおくわかっているから
小説で読みドラマで見てる。
そして短歌。なるほどね。
虚実皮膜が面白い。

高峰秀子の流儀

高峰秀子の流儀高峰秀子の流儀
(2010/01)
斎藤 明美

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母の書棚にあったもの。
相変わらず美しい。
だけど本のなかの若い頃の写真はさらに美しい。
美人というのとはちょっと違うと思うけどきりりとやっぱり美しい。
生き方もきりりとして魅力的。
どんなに思ってはみてもなかなか実践できない
潔く小気味よいシンプルな生き方を見事に日常にしている。
その生き様が大いに刺激的。
実践している人と
単にそうしたいと思う人間とのその差の大きさがひしひし。
見習うべきことの何と多いこと。
ただ作品としては時々著者の感慨やはしゃぎが邪魔になる。
客観的な描写のみであれば作品にも深みが加わったでしょうに。

半島へふたたび

半島へ、ふたたび半島へ、ふたたび
(2009/06)
蓮池 薫

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図書館でこの本を予約したら100人以上待ちだと言われた気がする。
だって予約したのは去年の12月。
何で読みたかったのかさえ忘れた。
すっかり忘れた頃に順番が回ってきた。
確か拉致被害者の援助金をご自分から断られた記事も関心のひとつであった気がする。
帰国後大学の講師や翻訳家として活躍されるまでさぞご苦労があったとは思うが
そういう職業人としての道を切り開いてこられた
能力や気概がすごい。
特異な環境でゆがめられた20年に及ぶ生活体験を経ても
だからこその部分がないとはいえないとしても
蓮池さん自身がみずみずしい感性の持ち主で
努力家で本質的に明るい方だという資質が
失われてはいなかたたことに感動する。
北朝鮮での生活そのものにふれている箇所は少ないし、
半島といっても韓国へのたった1週間の旅行がメイン。
内容的には物足りない部分もあるが
蓮池さんを知るには格好の本。
暗い体験の記憶につながる国と地続きというだけで
おののいてしまう感情と
分断された隣国に対する水を吸う海面のように貪欲な知識欲。
時折見せる無邪気な好奇心や遊び心。
本来のご自分を取り戻して生きる幸せを実感されるたび、
まだその機会が奪われたままの拉致被害者に思い至る。
それぞれが蓮池さんのように生きる権利があるのだから。
この本がさらに多くの方に読まれ、共感の輪が広がりますように。



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