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破裂

破裂破裂
(2004/11)
久坂部 羊

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とにかく息もつかず読みすすめてしまう。
それがただ面白いからと片付けられるテーマではない重さ。
ナチスの再現化とかわらぬ老人大量虐殺計画とも
高齢化問題の画期的な解決策とも
とにかくこのままではすまない事態に直面しつつある
タブーの領域にメスを入れるその鋭さとためらいのなさが快感なのかも。

医療ミスや医科大学の機構やマスコミや裁判と秘密裏に進行する国家的大プロジェクトと松野・江崎・佐久間・枝利子・香野の人物がおりなす
展開が医療現場を知る作者によってリアルに表現されるので
ここの人物像が鮮明でなかったり、
いとも簡単に殺人が行われることなどに興をそがれるところもあるが
全体として充分に楽しめる。

もう次の新刊を買う気充分。
久し振りに小説の面白さにはまっている。
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廃用身

廃用身 (幻冬舎文庫)廃用身 (幻冬舎文庫)
(2005/04)
久坂部 羊

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時間があるときにちょっとずつのだらだら読みが定着していたが
久し振りの一気読み。内容の重さににもかかわらずとても読みやすい。
それでいてあまりにリアルで現実感のあるテーマ。
しかもなんども解説で触れられているグロテスクさに
実際に気分が悪くなって読みすすめなくもなる。
現場の医師だけに老人医療の描写や問題点、今後予想される課題など
小説の域を超えた迫力。
前半の漆原医師の草稿の部分は圧倒的な面白さ。
後半の編集者矢倉の登場はなんだか興ざめしていくような脱力感。
それでいて
ふとわれかえっても読後
もう一度原作者を見直してしまうレトリック。
センセーショナルな内容とその構成。何度も驚きがある。
これが処女作なんてすごい。
そしてずしんと抱えこんでしまう救いのないやり場のない気持ち。
これこそがグロテスクのもたらす不快感。

1973年のピンボール

1973年のピンボール (講談社文庫)1973年のピンボール (講談社文庫)
(2004/11)
村上 春樹

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完全に読む順番を間違えている。
そう思いながらも手に取った順。
筋を追うよりも妙に美しい修辞や思いがけない表現につい引き込まれて読みすすむ。
内容はわかっているのかいないのか
それでも次第に僕と・ネズミと・ジェイと双子とが親しみを帯びてくる。
それにしてもみんながあまりに若いのでしらけてしまう。
同年代の作家だとしても作品はそのままその時代をになう。
おまけになんて早熟なんだ。
その落差が今初めて読む私をくらくらさせる。
まあ、次はさらにさかのぼって「風の歌を聴け」を聴くことにしよう。
なんだか村上春樹入門がどんどん遠ざかっていく気はするが、、、。

同姓同名逆人生

同姓同名逆人生同姓同名逆人生
(1987/07)
かんべ むさし

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「秀丸正太さん!」「はいっ!」銀行の窓口嬢の声に、若い男が2人同時に返事した。
なんと彼らは同姓同名。
でも、ヒラと常務取締役で身分がちがう。
そんな2人が友情を結び、物語は急降下、急上昇、波瀾万丈!いつしか2人の立場は逆転しはじめたのだが…。
まさかこんな話、あるかもしれない、の傑作ユーモア・ミュージカル。
 誰が読んだのか書棚にあったので手に取ったら気軽に読めた軽いタッチのミュージカル映画を見るような作品。解説の黒丸尚氏のご指摘どおりこの作品がはじめてのかんべ作品。
さすればこれをきっかけに次々彼の作品を読み始めるかというとそれほどでもない。
読書時間が少ないので読んでられないよという感じ。


羊をめぐる冒険〈上〉 (講談社文庫)羊をめぐる冒険〈上〉 (講談社文庫)
(2004/11)
村上 春樹

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初めての村上小説。読む気で何冊か買ったなかから旅行中に読もうと適当に選んだもの。
初期の作品にしても読むべき順序があるらしいと知ったが今となっては遅い。
充分面白かった、何がといって不思議な展開。登場人物。
とりわけ修辞の巧みさに魅せられた。
かなり研究され尽くしている売れっ子作家の小説を読むのは
出がらしのお茶を飲むようだとも思うが極めて新鮮。
現実と非現実が錯綜して
ストーリーが全部理解できないままに
次の展開に引き込まれて読みすすんでしまう。
関連性はイマイチだけど個々の登場人物が個性的で面白い。

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