メリエンダの読書ノート

何を読んだか題名さえ忘れてしまう今日この頃。 読んだ本の覚書&自分への読書のススメ。

びっくりマーク


何にびっくりするわけ?
確かになんじゃこれ?の世界。
若者にこんな殺戮場面ばかり繰り返していいのかな。
死を何とも思わないそれも他人の死に関して無頓着。
こんなことをテーマにしか
無感動の若者を読書に引き付けられないのかなあ?
老衰死の壁が間近に迫るばあさんは
そんな気掛かりばかりをしながら
読み終えた。
びっくり!

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光の山


内容紹介

震災後の苦難に満ちた日々の中で、七編の小説が生まれた……地震・津波の記憶が鮮烈に蘇る「蟋蟀(こおろぎ)」「小太郎の義憤」、原発事故後の放射能と除染を背景にした「アメンボ」「拝み虫」「東天紅」、厳粛さとユーモアが混在し、不思議な光に包まれる表題作「光の山」。福島在住の僧侶作家が、生と死の現実を凝視しながら、祈りと鎮魂の物語を描く。芸術選奨文部科学大臣賞受賞

芥川賞受賞作品よりこの作品に惹かれる。
東日本大震災の傷みがひしひしと伝わってくる作品群。
珠玉の作品とよく形容されるけれど
これらの作品群にこそ使ってほしいと思わせる。
被災地の中にいて日々暮らしていてこそのテーマ。
報道より真実に近い被災した人の思いに降れた気が。
それだけでなく作品としてもそれぞれ読みごたえがある。
コオロギ・カマキリ・アメンボ
被災地の昆虫たちも被災した土地で被災y差とともにその後を生きている。

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一番線に謎が到着します


どんどん読み進める気楽本ではあるけれど
私には筋が読めてしまい
ちょっと物足りなかった。
若い人に人気の作家というので
わかりやすく読みやすい。
表現もアニメチック。

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中陰の花


近いうちに講演でお話が聞けるので読んでみた。
すでに年齢的にはいつ死んでもおかしくないと思われるので
死後は気になるところ。
この本を読んでその問いが胸に落ちるかというと
そんなことはないけれど
なくなった人が成仏する情景として
穏やかに読めた。
芥川賞受賞作とは読むまで知らなかったけれど
一時の先鋭的な作品から
かなり対象が変わったんだと不思議な気がした。
他1篇
「朝顔の音」

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隠れ念仏と隠し念仏


五木寛之さんの講演会でいただいたもの。
自分が興味・関心があるテーマでは無かったのでなかなか読み進めず、時間がかかった。
それでも自分がしらない歴史が興味深かった。
父親の故郷の鹿児島や、
訪れたことのある土地宮崎や、
最近も訪れた岩手や遠野に、
深く、長く折りたたまれた民衆の苦難の信仰が
あって、
今に至ること。

そのことへの五木寛之の執念深いこだわりに
圧倒された。

でも、正直言えば、
柳田国男の遠野物語や宮沢賢治や、
石川啄木が登場して
俄然楽しみ興味深くなりました。
歴史も土地も人も二層、三層にあるものとの想いは深くなりました。

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私はパリの老人病院実習生


駅の文庫でお借りした。
全く偶然の出会いだったけど、
作者も内容も文体もとても魅力的。
姑を介護施設にあずけ、
母を遠距離で見守りする私にとって
理想に近い介護施設の実態を知ることや
高齢者との関わり方や、
自分自身も高齢者として
今後の生き方を選ぶ上でも
切実で大いに関心のあることばかり。
良き本にめぐり合えて良かった。

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月と10セント


随分長くて読むのに時間がかかったわりには
達成感置ない読書ではあった。
つまりくだらない。
昔はもっと面白いと感じた氏のユーモアも
今の私には笑えない長ったらしいだけのものだった。
それでいて途中で投げ出せない
北氏とは裏腹なまじめな性格。
もうマンボウなら面白あろうなんてだまされないぞ!!

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乱読

気ぜわしい日々が通ぢていて落ち着いて1冊の本に向き合えない。
完読なしであれこれと。
それでも書かないと広告が入ってしまって
自分のブログと思えない切なさ。
それで最近読んでいる本。
「ヒロシマ母の記」
いつどうなるかわからないきな臭い世になってきて
せっかくオバマさんが広島を訪問したのに
平和運動は広がらない。
もう一度読み直す意義はあるかもと。
「記憶力が驚くほど甦る」
何処からか送りつけてきた怪しげな本だけど、
コリンやエストロゲンやレシチンや
サプリメントを続ける動機にはなるかも。
何しろ健康おたくなので飲むべきサプリはいろいろ。
無理やり勧めて飲み続けた姑も母も95歳と91歳になっても
遜色なく日常会話ができ、認知症の傾向は見られない。
やっぱりそれなりの効果はあった気がしているので
ふんふんと読み飛ばしている。
読む本がなかったので三島由紀夫の春の雪にも手を付けていてそのままに。
私は未読で夫の本を処分する前に。
それに五木寛之の「隠れ念仏と隠し念仏」
五木さんの講演会の時に戴いた。
そのまま忘れていたのおw最近思い出して読み始めた。
それぞれ面白くないこともないけど
気軽にスイスイ読めるというのでもなくて滞っている。
3月中はまだバタバタしそうなのでしばらくはこの調子かも。
そして図書館で借りているのは
見ているだけで一向に着れるようには
ならないけれど
「森田空美のシンプル美着付け」時々見てれば切れるようになるかと、、(^_^;)

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彼女の献立帖



お料理できない女から
できる女に変身したんだと笑える。
だって最初に角田さんに出会ったのも料理本。
へえこんなに料理できないで大人の女になれるんだと思った。
それが料理をからめながらしゃらしゃらと1冊。
ベターホームに連載の小編をまとめたもの。
お手軽内容だけど
でもうまいよなあとおもわせられ、
紹介されているレシピに食欲ムラムラ。
作るとすればきのこの麻婆豆腐かな。

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佐藤泰志作品集


分厚くて重くて2段抜きの細かい字で
久方ぶりに文学小説を読んでいる実感。
大阪まで持っていて読んだけれど
諸事情で2週間で読み終わらなかった。
そこのみにて光輝くから読みはじめて
「海炭市叙景」に。
その1章からすごくいい。
でも題名は函館市にしてほしかった。
函館市を思い浮かべながら海炭市ってどこだっけとまた思う。
まあ今の函館市が美しい観光都市になってしまって
炭坑の町だった面影がないので
そこにこだわったのかも。
そういえば五木寛之の青春の門にも同じような風景が描かれていたっけ。

1990年に惜しまれつつ世を去った作家の待望久しい作品集。芥川賞候補作「きみの鳥はうたえる」「黄金の服」、三島賞候補作「そこのみにて光輝く」、函館市をモデルにした架空都市・海炭市が舞台の名作「海炭市叙景」から、単行本未収録の「星と蜜」、遺稿「虹」までの代表作と、詩・エッセイを収録。さらに年譜・著作目録を含む。
海炭市叙景 移動動物園 きみの鳥はうたえる 黄金の服 鬼ガ島 そこのみにて光輝く 大きなハードルと小さなハードル 納屋のように広い心 詩 函館の朝市 夢みる力 書斎 十年目の故郷 青函連絡船のこと もうひとつの屋上 背中ばかりなのです 星と蜜 虹
作品集というだけのことはある作品群。

読み残した芥川賞候補作「きみの鳥はうたえる」と「虹」も読みたいのでもう一度借りなくちゃ。
分厚くても抵抗なく読める快感も久しぶり。

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