|Posted:2023/09/04 05:03|Category :
文学|
オーバーなタイトルにひいてしまうけど
買った野菜位を無駄なく食べたり
たまにいつもと違う野菜を買ったときの
調理法を知るには便利。
全然世界一とアホもわない普通が多いけど、、。
1冊手元にあるといいかなって思う。
|Posted:2023/08/29 09:54|Category :
文学|
ほんとうに100年の自伝。
小さい頃の何気ない日々をよく覚えているなあと思うほど
いきいきと生彩に溢れている。
モーゼスおばあさんの絵と同じ。
|Posted:2023/08/29 09:41|Category :
絵本・童話|
山下清展に行った際
損保美術館所蔵の1枚が飾られていた。
75歳から101歳まで描いた作品群。
普通の農家のおばあさんが描いた絵が世界中の人から愛される風景。
どこか懐かしいし美しい。
私自身は農家ではないけれど山村で育った時期があるのでなおさら。
山から見える風景もきっと同じだなと思う。
|Posted:2023/08/27 07:02|Category :
文学|
偶然のクジラつながり。
1年半待った「52ヘルツのクジラたち」を読み終えたら
ちょうど夫がたまたまこの本を借りていた。
借りていて順番が回ってきたときにたまたま入院中なので
届ける前にわたしが読んでみた。
デザイン会社に勤める由人は、失恋と激務でうつを発症した。社長の野乃花は、潰れゆく会社とともに人生を終わらせる決意をした。死を選ぶ前にと、湾に迷い込んだクジラを見に南の半島へ向かった二人は、道中、女子高生の正子を拾う。母との関係で心を壊した彼女もまた、生きることを止めようとしていた―。苛烈な生と、その果ての希望を鮮やかに描き出す長編
野乃花と由人のストーリーはわかるとして正子との出会いはあまりに唐突。
迷いクジラを見に行くと思いつくにしてもその海が野乃花の故郷というのもね。
強引すぎる設定にちょっと白みながらも
最後まで読み終えた。
野乃花の育児放棄もその後も
由人の失恋も
正子の親の無理解も・・・
死に繋がる前にやることありそうな気がするけど
私はそうじゃなくてもそういう人はきっといるんだろうなと思う。
やっぱリいわなきゃ、話さなきゃだめだと思う。
言えない、話せないって言うこともあるけど
言いたくない、話たくないっていうのもある。
まあとにかく【死ぬな】だよね。
それにしてもクジラが題名につくだけで人を引き付けるってすごい。
|Posted:2023/08/13 12:17|Category :
文学|
2021年本屋大賞第1位作品。
本屋大賞の本はすごい人気でこの本は図書館で予約して1年半も待った。
読んで見てなんでそんなに人気なのか全然理解できなかった。
テーマは何でもありって感じ。
親の離婚・再婚。異母兄弟・家庭内暴力・トランスジェンダー・育児放棄・幼児虐待・・・
そして最近流行りなのかなと思うけど
現在と過去を交互に描かれる。
最近読んだ「あなたを想う花」「ザリガニの鳴くところ」・・・。
時間が前後して時々どちらを描いてるんだっけとなる。
高校を卒業する年令になって母親の言いなりで義父の介護に3年間も。
愛を傾けてくれている人を理解できず
上司との恋愛にのめり込む。
あまりに鈍感すぎて主人公に共感できない。
すべてを払拭して暮らす祖母の家で
自分の同じ境遇の男の救おうと行動するのも
過去の贖罪にしては安易すぎる気が、、
というわけで
評価の高い本だけど
本屋大賞に期待する感動はほとんどなしの本でした。
タイトルの52ヘルツの音声でなくクジラのエピソードだけが印象的で
多分この話を持ち出したくて生まれた作品だろうとは思うけど
それにしてはありきたりの話の羅列で終わっている気がする。
|Posted:2023/08/04 11:53|Category :
文学|


美しい表紙が読んでいる間ずっと嬉しかった。
想定を知って借りたわけじゃなかったけけど、、、。
主人公は踏切番から墓地管理人に転職という珍しい職業の女性。
最初墓地を管理しながら
その葬祭に纏わる話が
延々続くのかと思ったが
その存在だけでほれぼれと女性を虜にしてしまう夫、
可愛い娘の誕生でファミリースト-リーに。
更に埋葬者の恋愛物語や
ミステリーまがいの展開があって
退屈せずの最後まで。
葬儀やお墓がテーマって斬新。
お墓はその費おtの一生が凝縮されていると思えば
もっと扱われていても不思議じゃない気もする。
日本じゃ怪談話と相場が決まっているのももったいない。
こんな表紙にするとロマンスの花も咲くよね。
最後に夫の哀しみに思いいたる事なく
事件の真相も知らないまま
主人公が新しい恋に生きるのはちょっと引っかかる。
|Posted:2023/08/04 11:30|Category :
文学|
夫が借りた1冊
先に読ませてもらったけど
なんでこの本を借りたのか全然わからない。
各賞候補になっている人気作品らしいけど、、、。
もう秘湯の収録作品は第38回大阪女性文芸賞受賞作「その周囲,五十八センチ」
内容よりも表現の面白さが好評のようだが
私はあまり笑うほどのユーモアを感じなかった。
ケチっているのかな??
もともと冷え性じゃないけど
時々けちくさい自分に気づいてガックリすることがある。
更にけちくさい夫はそれに気付いて
最近お悩みの冷え性が改善すると本当に面白い(*^^*)
|Posted:2023/07/19 21:00|Category :
健康・美容・メンタル|
夫の見舞いにと長男が届けてくれた。
夫が読み終えて私が。
足の骨折の夫より私に読ませたかったのか?
ちょうど胃がんの手術を経験したばかりなので他人事ではなかった。
将来癌化しそうな腫瘍を早めに処理しておくはずが
摘出してみればすでにがんだったと聞かされた。
やっぱりがんという病気の重みはこたえた。
内視鏡手術で外見的に傷跡も残らず
抗がん剤治療も
放射線治療がなくても。
それにしてもがんは部位、進行度によって治療法も治癒率もぜんぜん違う。
しかも日本とカナダでは医療事情も全く。
更にコロナ禍の最中。
死と向き合う恐ろしさを
多くの人の愛に支えられている西さんは素晴らしい。
普段の人付き合いが物を言うのでしょうね。
何の隠し立てもせずに打ち明け相談するその率直さに打たれる。
私は家族と数人の友人にしか話せなかった。
話したい、相談したい友人も持たなかったことが寂しい。
いまさらだけどやっぱりどなたかが思い当たることがあるかもと
ブログにはなるべく書くようにしている。
二人に一人と言われてもまさか私がと思いたいけれど
ある日厳然とした事実として受け入れなければいけないこともある。
それなら1日も早く、早期のうちに適切な処置をと願う。
私は知人や友人を乳がんで何人もなくしている。
でもそれ以外のがんも種類も症状も恐ろしいほどにある。
元気でいられることのほうが不思議になるくらい。
元気なうちにこの本を手にとって
たち向かう姿勢を知ってほしいと思う。
|Posted:2023/07/17 03:58|Category :
文学|
2021年の本屋大賞 翻訳小説部門1位の作品。
結構な長編なので読めるかなと思ったけれど5日ほどで読み終えた。
暑すぎて出かけられないのが幸い。
そしてえ私の好きな自然がテーアmでもあって
その描写が興味深い。
もちろん母親・兄弟・最後に残った父親にまで出ていかれた
沼地に置き去りにされた少女のサバイバルが息をつかせない。
しかも主人公の魅力は野生だけじゃなく
孤独におまれる繊細な心と
自然を愛して理解する賢明な頭脳が
備わって奥深い。
一方でこの湿地で発見された男の死体の不審死事件が絡んで
彼女の6歳からの成長が描かれる。
この2つのテーアの展開で
単に成長譚としてだけでなくミステリアスなストーリに~に引っ張られる。
本屋大賞はハズレがないので選ぶと満足だおが高い。
他にもリクエストしているけれどほぼ1年近く待っている。
この本二一番早く順罰bが回ってきた。
期間内兄読み終えてよかった。
映画も見てみたい。
|Posted:2023/07/11 13:05|Category :
文学|
闘牛を読んだ後文庫本で猟銃も。
闘牛は芥川受賞作だというからでなく
私は闘牛のほうが面白かった。
でも演劇の対象としては猟銃のほうが重要みたい。
たびたび映画化もされている。
心理劇としての面白さはあるけれど
それぞれの人物像に親しみを感じない。
闘牛にかける男たちの
駆け引きと野心が天候というままならない自然で一気に失敗に終わる過程が
描かれる。
西宮に済んでいたので甲子園をイメージしながら楽しんだ。
記者だった井上が実話をテーマに選んで
本領発揮というところか。
それに比べると恋愛は定型化しすぎてつまらない。
比良のシャクナゲは
武奈岳と比良山に登る予定のワタシに思い入れが。
融通の効かない一徹な学者老人の思いが
山に向かうとき人間味をとり戻す。
高齢になって家族に理解されないのって寂しい。