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merienda

Author:merienda
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おひで


旅行に持参して旅行中に読み終えた。
旅行に持参するのにちょうどよい読みやすさの内容と量。
時代物で描かれてはいてもいまにも通じる
あるいは今は失った市井のささやかな情愛やいさかいやもつれ。
どこにもいつでもあったようななかったような。
やるせない読後感が味わいたくて
次を読む。



よく読んだみをつくし料理帖全8巻。
そして出た番外編。
慣れ親しんだお仲間のその後が気になる心理を突いて出る番外編。
でももうこれ以上はないということなのでぜひそうして欲しい。
愛着を残しつつ結末に踏ん切りをつけたい気持ちは
作者も同じかも。
あまりイメージがはっきりしなかった
小松原の人柄がこの作品でよく知れる。
野江と又次の関係も。
澪と源斉についてはへ~結婚したんだっけという
記憶のあいまいさ。
それぞれおさまり所を得て一安心。




売れっ子作家になると
なぜだかエッセイを書く。
きっとそれは読みやすくて
雑誌の連載に向いてて
一定数の読者を手っ取り早くつかめて
作家にしてみれば
本来書くべき小説の合間の暇つぶしのように
小遣い稼ぎの割のいいアルバイトのように、、、。
豊かな知性と教養の片りんをのぞかせつつ
私にだって普通にあるのよっていう
ごくありふれた日常を描く。

だから読んでいていつも面白いと思いつつ
なんだかしょうもないとも思う。
なんて上手な文章だと感心したり
こんな見方や感じ方もあるのかと思ったり
でも本当に読みたいのは小説なんだよって。
そう思いながら全部読んでしまう。
取るに足らないエッセイを。


何と淡々とした家族模様。
そうでもないことも多いけれど
この家族は何事にも驚かない。
よく理解しあって
大声を出したり声を荒げることもない。
しまちゃんは大泣きはするけれど。
退屈の手前で面白い。
投げ出すことなく読める。
いい仕事してますねえが律。
仲が良すぎて離婚して
1年半でもとの家族におさまる長女に
おかえりパーティをやっちゃうような家族。

怒りってものがない家族の静けさはちょっと不気味。

些細な日常の連続を描く文章が見事。
こんなふうに描けるのかとため息が出るほど。


きらきらひかる


同じく手元にある娘の本。
へ~94年にこんな本をもう書いていたのか?
今や同性愛者は住民権を得てかなり様相は違ってきているけれど
当時なら、、、。
でも実際には今でも常識的な範疇の恋愛と結婚をしている人にとっては
なかなか受け入れられないかも。
私など同性愛者って思っていたよりずっと多いということにいまだに驚いている。

何はともあれそういう一般的ではない結婚だけれど
何ともうまくかけていてこういうのありありって受け入れちゃって応援しちゃいます。
中でも紺くんていう人物が魅力的。



小川未明童話集


図書館の本の予約の順番が回ってこないので
家にある古い本を。

童話なのにスラスラ読めんかった。
結構重たい。
ハッピーじゃない内容、ハッピーエンドじゃない、
可愛くない、恐ろしい、大人社会をえがいている・・・。
こういうの童話っていうのかなと思いながら、、、。
子供じゃわからないでしょう?
読めないでしょう?
きっと大人のための童話。

大人が子供心をゆさぶられながら
心に残る。..
毎晩読み聞かせてもらいながら
眠れると楽しいかも。
だれも読んでくれないから
枕元に置いて眠ることにしよう。
1回読んだくらいじゃあまり理解できてないよ正直。

男たちの船出


この男くさい表紙の顔を何度もみないといけないのはつらい。
イメージを固定しすぎるのもよくないと思うけど、、、。
実際中身も男臭いものでした。
でも飽きずに読み終えました。
瀬戸内。男。船。海ってよく題材になるけれど
佐渡つながりっていうのは新鮮。
それに当時運搬が中でも船舶が食料や命をつかさどる基本というのもなるほど。
現在の宅急便全盛に通じるものがある。

でもどこか乗り切れてない。

詰めが甘いまま750石船で佐渡海峡に繰り出す弥八郎は死にに行くようなものでしょう?
明日にも死にそうな体の嘉右衛門が息子の死で不死鳥のように復活するってあり?
と、思いつつ
分散した男衆が再びの船づくりに参集するなんてところはウルウル。

一番男気のあるのは河村屋でしょうね。
先見の明とともにそこに惜しまず投資する胆力。
商人の魅力です。
それに引きかえ主人公であるはずの職人の魅力が描き切れてないような、、、。





沖で待つ


久しぶりにすいすい読める本と遭遇。
そして読みやすい現代女流作家と遭遇。
最近は芥川賞だからって特別に読むこともなくて
誰が受賞したかも知らずにいることの方が多いけど
こんな普通の文体の普通の内容の短編が受賞しているのに驚き。
一時分けわかんない(私には!)若い女性作家がもてはやされて
嫌になったけど
これなら読めるし楽しい。
早稲田の先輩角田さん系列と思うけど
文章のうまさに唸ることはないけれど
身近なリアリティに共感できる。
勤労感謝の日は面白すぎる。
独りよがりの男性に言うのは我慢してはいても
心の中では女性は辛らつな言葉で応酬してる。
そして分かり合える女性同士で飲んで憂さ晴らし。

まあ私の介護日記みたいなもんですね。

全部仮名文字の童話「みなみのしまのぶんたろう」も面白かった。
全部平かなって結構読解力いるけど
小学生委は全部理解できるのかなあ?



商品説明
著者は「私は信仰を持たない。あえて言えば、このエッセイはそのあたりにも多少の価値があるかもしれない」と言明して『旧約聖書を知っていますか』を上梓(じょうし)した。本書はその姉妹編。「欧米の文化に触れるとき、聖書の知識は欠かせない」とわかってはいても聖書を通読するのは骨である。新約聖書を知識として読む場合のつまずきのひとつは「福音書に記されている奇蹟」だろう。これは「のべ数にして60件ほど。重複しているものもあるから、実数としては30件あまり」あると分析。というのもミステリー作家である著者はイエスの教えの中核を抽出するため福音書の全文をコピーし「教義を示しているもの」「たとえ話を主とするもの」「奇蹟を起こしているもの」「事実の経過を記しているもの」に内容を分類し「あまり本質的ではないと思えるもの」を取り除く作業をしている。そんな手法があったと知るだけで新約聖書はグンと身近になる。そしてイエスのたとえ話についても「深い意味を持つものもあれば、その場のやりとりに近いもの…つまり、敵対者から攻撃を受け、それをかわすためにヒョイと放ったような言葉もないではない」と、聖書挫折者が連ねそうな不審点にまず相槌(あいづち)を打ってくれる。そして阿刀田流にシャッフルした新約聖書の流れに沿って読者を源泉へ誘う。自在に半畳を入れた『旧約聖書を知っていますか』に比べてエンターテイメント性は低いが本書は読者を原書に対峙させる力を持っている。(松浦恭子)

内容紹介
新約聖書の冒頭で、マリアの夫ヨセフの系図を長々と述べているのはなぜでしょう。処女懐胎が本当ならば、そんなことはイエスの血筋と無関係のはずです。ところで、聖書の中に何人のマリアが登場するか知っていますか? ではヨハネは? そして、イエスの“復活"の真相は? 永遠のベストセラー『新約聖書』の数々の謎に、ミステリーの名手が迫ります。初級者のための新約聖書入門。



西洋の芸術や歴史を理解する上で、~文学、映画、絵画、演劇、彫刻、音楽~にいたるまで、聖書の素養が多少でもあるのとないのでは、理解度が全然ちがう。
とわかってはいてもなかなかとっつけない聖書。
この入門書に助けられてどんだけその理解が深まるか!
到底無理そう。
でも心に残ったのは作者が引用した
新約聖書で最も美しい表現という引用箇所。
文語体の文章が信仰の精神的な世界をのぞかせてくれる気がする。
日本語に翻訳してさえ美しいリズム。
新約聖書が人々の心にしみいるように入り込んだことが
妙にそれだけで納得。
安易すぎるでしょうが、、、。

はんぷくするもの


内容(「BOOK」データベースより)
すべてを津波に流された者、波の飛沫一滴すらかからなかった者―毅、30代独身、自営業、資格ナシ、友だちひとり。タタミ十畳の仮設商店で、今日も3,413円のツケを巡る攻防がはじまる。第55回文藝賞受賞作。

新幹線と実家で。
短編のように作品はすぐ読めた。
でもこれつて地震の被災者がテーマだけど
とっても普通な気がする。
東北のかたいなかで地震の被災者であっても無くてもどこにでもありそうな風景。
切実に追い詰められた状況なのに不思議。
地震の痕跡が日常と同化して
風化して行くとして
それでいいのかわるいのか?
よく分からない。

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